
須坂市の中心、製糸業が栄えていた頃の蔵が多く残るエリアです。
江戸期以前より、交通の要衝として発展してきました。須坂で作られた製糸は、大笹街道を通って江戸にも多く運ばれたと言われています。
全盛期には製糸会社も設立され、商談のための料亭や芸者衆が行き交う花街としてもにぎわいました。
本来、大笹街道のルートとしては須坂の中心地を通りませんが、油や煙草、製糸業が栄えた時には多くの商人の往来がありました。そこで、中心街へとつながる道も大笹街道と呼ばれるようになったそうです。
- 所要時間
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30~40分
- 距離
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2km
出発:蔵のまち観光交流センター
ゴール:須坂クラシック美術館 - 難易度
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★

明治中期に建築され、全盛期にはまゆ蔵として使用されていた近代化産業遺産。
現在は観光交流センターとして、観光客のみならず、地域の方との交流の場づくりも行っています。

祭神は「墨坂大神」。旧須坂町の中心的な神社で、芝宮と八幡の2社があります。
神様が渡る橋である「太鼓橋」は、人が渡れないように大きくせり上がっています。

小田切家は、蚕糸・油・酒造・呉服商などの豪商として、幕末まで須坂藩の御用達だった家です。現存の建物は再建されたものですが、製糸業が盛んだった須坂の当時を伝える遺産であり、長野県宝に指定されました。

小諸から飯山へと向かう谷街道、中町を起点として山田峠を越え草津へ向かう山田草津道、そして須坂の中心地から仁礼へと向かう大笹街道の3つの街道が交差する場所で、「中町の辻」と呼ばれます。

蚕糸を紡ぐ際に使われた「枠」を専門に作ることから、「枠屋」というお店があったそうです。現在はリノベーションされて、昭和レトロな居酒屋に。

大正15(1926)年まで上高井郡役所として使用された、バロック様式の建造物。市内に現存する公共建築のうち、最も古いもののひとつです。

須坂藩の初代藩主・堀直重と、13代藩主・堀直虎を祀る神社。かつての須坂藩居館跡に、明治時代に創建された歴史ある場所です。

1864年創業の老舗酒蔵で、かつては須坂藩主に献上されるお酒を造っていました。受賞歴のある日本酒も多く、試飲も楽しめる観光スポットとして人気です。

かつて芝居小屋が並んでいた通りで、今もレトロな雰囲気が残っています。

明治35(1902)年に建てられた銀行。「乳鍵」や「ぼたもち石積み」など、江戸時代の町屋建築が残る歴史的建造物です。

明治時代の土蔵を活用した美術館で、着物や工芸品などが展示されています。蔵の町・須坂らしい落ち着いた雰囲気の中で、和の美に触れられるスポットです。
街道歩きの基本
モデルコースに沿って短距離を歩く場合は、ウォーキングに必要なものを揃えましょう。
・歩きやすい靴
スニーカー、トレッキングシューズなど、履きなれたもの
※【黒門~峰の原高原コースの場合】トレッキングシューズ
山道を歩くため、足首を支えられるトレッキングシューズや、登山用の靴がおすすめです
・重ね着できる服
夏ならTシャツ+羽織もの(薄手のシャツやウィンドブレーカー)
冬はフリース+防寒ジャンパーなど、こまめに重ね着ができると温度調節がしやすいです
・帽子、サングラス
街道は日陰が少ないため、熱中症や日焼け対策を十分に。日焼け止めクリームもおすすめです
・リュックサック
両手があくリュックタイプが便利です
よくある質問

街道全部を歩かないといけないの?

すべて歩く必要はありません。ご自身の興味が向く場所や歩けそうなコースだけを歩くのも、大歓迎です。
また、大笹街道の起点:福島宿から、須坂市内の終点:峰の原までは、全長約21km。5〜10kmの区間に分けても、3日間ほどで踏破できます。
街道歩きが好きな方や経験者の方はまとめて歩いたり、季節ごとのお祭りや特徴的な景色を楽しむために年に数回訪れて歩いたり…楽しみ方は皆さん人それぞれです。

どこから歩き始めたらいい?

気になる景色、遺跡、建物など、行ってみたいスポットがあるコースから、自由に歩いてみてください。
《コース選びのヒント》
・起点から歩いてみたい方→福島宿のコース
・須坂が初めての方、街中も堪能したい方→須坂中心街コース
・街道の当時の姿をみたい方、しっかり運動したい方→仁礼宿~峰の原コース

一人でも大丈夫?

大笹街道は、事前に計画を練り、地図や休憩地点などをしっかりとチェックされていれば、一人でも歩ける街道です。
しかし、街道歩きに慣れていない方、初めての場所で地図だけでは不安な方は、同行者やガイドと一緒に歩くことをおすすめします。街道歩きのイベントも開催していますので、不安な方はぜひ一緒に歩きましょう。

ガイドはある?

観光協会主催で大笹街道のウォーキングイベントを不定期で開催しています。
>>イベントのページ
また、個別の案内をご希望の方は、信州須坂観光ガイドが歴史をお伝えしながら一緒に街道を歩きます。1週間以上前までに観光協会までご相談ください。
>>信州須坂観光ガイドのページ
