土蔵に舞う世界の美蝶
1,400種の標本と文化資料が語る蝶の魅力
須坂市本上町に佇む「蝶の民俗館」は、土蔵を改修して生まれた小さな博物館です。館長・今井彰氏が長年研究してきた“蝶と人とのかかわり”をテーマに、世界各地の蝶の標本や文化資料を展示しています。館内には約1,400種・3,500匹に及ぶ蝶の標本が収蔵され、その一部が常設展示として公開されています。南米のモルフォチョウやアフリカのザルモクシスアゲハなど、世界三大美蝶をはじめとする貴重なコレクションは、訪れる人々を鮮やかな色彩と神秘的な輝きで魅了します。
また、竹久夢二が描いた蝶の作品や小林一茶の俳句など、文学や美術に表れた蝶の姿も紹介され、自然と文化の交差点を感じられる空間となっています。さらに、館の象徴ともいえる鏝絵(こてえ)は、土蔵の扉に蝶と花をあしらった浮き彫りで、伝統技術と現代の感性が融合した見どころです。蔵の町・須坂ならではの趣ある建物とともに、蝶が織りなす美と人の歴史を体感できる「蝶の民俗館」。小さな空間に広がる大きな世界を、ぜひ訪れてみてください。

基本情報
蝶の民俗館(ちょうのみんぞくかん)
- 住所
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長野県須坂市大字須坂本上町36
- 電話番号
- 入館料
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大人300円 小中学生150円
- 開館時間
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9:00~17:00
- 開館期間
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※臨時休館中
4月~11月の金・土・日・祝祭日
その他に展示入替等臨時休館の場合がございます。ご来館の前に各施設にお問合せください。
アクセス情報
車でのアクセス
- 上信越自動車道「須坂長野東IC」より約4km、車で約8分。
公共交通機関でのアクセス
- 須坂駅から徒歩約15分
